お知らせ
株式会社ファインのAWS生成AIとレコメンド技術を活用した取り組みが公式ブログで紹介されました
社内ハッカソン「DEVCRAFT」で生まれる実装力と検証文化がAI活用を加速
株式会社ファインは、Amazon Web Services(AWS)が提供する生成AI基盤を活用し、業務効率化および顧客向けレコメンドシステムの高度化に取り組んでいます。
これらの取り組みが AWS公式ブログ「AWSニュースブログ」にて導入事例として紹介されました。
詳細はこちらから
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/genai-case-study-fine-d/
生成AIを活用したワークフロー改善やデータ活用によるパーソナライズ提案など、企業価値向上につながる取り組みを継続的に進めています。
【背景について】
ファインでは、Web制作・デザイン・システム開発など多様なプロジェクトが進む中、作業量の増加や属人化によるボトルネックが課題となっていました。
特に、素材選定・要件整理・構成作成・文章校正などクリエイティブ業務には手作業が多く、効率化が求められていました。
また、顧客ごとに異なるニーズに合わせ、より個別最適化された提案を行うためには、データ活用とレコメンド技術の導入が不可欠でした。
【取り組み内容】
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AWS生成AIを活用した業務効率化
ファインでは、Amazon Bedrock をはじめとする AWS の生成AIサービスを活用し、以下の業務を効率化しています。
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ナレッジ検索の高速化
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画像・要件情報の整理支援
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文章校正・構成案作成の自動化
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社内問い合わせの工数削減
これにより、制作スピードの向上と品質の安定化を同時に実現しました。
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レコメンドの仕組みによる顧客体験向上
顧客の閲覧データや行動ログをもとに、最適な構成案やデザイン案をAIが自動で提案するレコメンドシステムを開発。
従来の「提案の均一化」の課題を解消し、より高い顧客満足度につながる“パーソナライズされた提案体験”を実現しています。
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ハッカソン「DEVCRAFT」で育まれた開発文化
ファインでは、社内ハッカソン「DEVCRAFT」を継続的に開催し、短期間でのプロトタイプ開発や検証を行う文化を構築しています。
このハッカソンは、社員が自発的にアイデアを形にする場として機能し、今回のAI活用・レコメンド開発の基盤にもなっています。
“挑戦する文化”が、AI導入のスピードとクオリティを高める原動力となっています。
【今後の展望】
ファインは今後も AWS を含むクラウド技術・生成AI技術を活用し、以下の項目を推進してまいります。
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レコメンド精度のさらなる向上
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社内外の業務効率化の強化
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顧客により最適化されたデジタル体験の提供
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社内開発文化の成長と継続的なイノベーション創出